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歯並びと食事の最近のブログ記事

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こんにちは、歯科衛生士の井上です。 
今年の10月は、消費税が10%になったり、強い台風の影響で広い範囲で被害が出たり、ラグビーW杯で日本は大盛り上がりしたり、天皇陛下が即位を宣言する即位礼正殿の儀が行われたりと色んな出来事がありましたね。 
1ヶ月が、あっという間に感じられました。 
奈良でも雨が続いたり、晴れた日が少なく、気温差も大きい1ヶ月でしたが、皆様はこの1ヶ月どうお過ごしでしたか? 

色んなことがありましたが、美希デンタルクリニックでは今月もランチミーティングが開かれましたのでご報告いたします  


①月例報告 
前回のランチミーティングでも検討しました電動ブラシ、ご購入頂いたゲストの方から♪電動ブラシで磨くと歯はツルツルになる♪ハグキの状態もあっという間に良くなっていく♪なのでクリーニングの回数が減る♪定期検診に来ても院長に褒められて終わるので嬉しいです♪とお喜びの声を沢山頂いております  

もし今、手で磨いてる。電動ブラシだけどよくわからないまま使っている。という方、ぜひ定期検診にお越し下さい  

定期検診時のクリーニングの時に電動ブラシの良さを色々と分かりやすくご説明させて頂きます! 

それ以外でもお口の中で気になることがある方はぜひ一度定期検診にお越しください。 


②作成資料の報告 
次に院長と寺岡さんより作成して頂いた資料の発表をして頂きました。 


★虫歯リスク(唾液の質)判定 
当院では、小学生までのお子様に唾液の検査をして、虫歯のなりやすさを無料でお調べしておりますが、今回新たに資料ができ、皆様にも虫歯になりやすさをお伝えできるようになりました。

自分はサラサラきれいな唾液なのか?それとも、きれいに磨いているつもりでも実はドロドロの虫歯になりやすい唾液? 
自分の唾液の質が知りたい!という方はぜひ一度 検診を受けてみてください  

★筋機能矯正装置(マウスピース)が入れられない原因は? 
当院では、小学生くらいのお子様に就寝時マウスピースをはめることで歯並びを綺麗にする自力矯正((筋機能矯正装置・T4K・マイオブレース・パナシールド・プレオルソ・ムーシールド)を行なっています。 
中には、そのマウスピースがはめられないお子様がいらっしゃいます。

主な原因は『鼻づまり』です!

その鼻づまりの原因は、 
    1. 乳製品の摂り過ぎ 
    2. 糖質の摂り過ぎ 
    3. 栄養素(特に、ビタミンD)の不足 です。
 

通常であれば、耳鼻科に行ってお薬をもらって治すというのが一般的ですが、 
当院ではお薬を極力使わずに鼻づまりを治すために【分子栄養学】を取り入れております。

※耳鼻科の薬を飲んでも鼻づまりが治らないお子様も【分子栄養学】を取り入れることで、9割以上が完治しております。

成人女性の8割が ビタミンD不足

学校法人慈恵大学のホームページより

http://www.jikei.ac.jp/hospital/kashiwa/sinryo/40_02w7.html


歯科であれば、お食事や栄養を見直すことでお口の中のトラブルが改善されますが、身体の色んな不調も同時に改善されます。

鼻づまりがその改善する一つです。 


今回、作成して頂いた資料でそのことが詳しく書かれており、とても分かりやすい内容に仕上がっています。 
デザインも院長が考えられたもので素敵なんですよ  

今回このような資料を時間をかけて作成して頂き、我々スタッフにもゲストの皆様にも分かりやすい資料でとてもありがたいです! 
これからの診療に活かせる情報交換、、またクリニックの状態、スタッフ同士の意見交換など、充実したランチミーティングになりました。 

この場を設けて頂いたことに感謝したいです。 

歯科衛生士  井上優那  
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こんにちは、衛生士の井上です。
少し前ですが、4月14日(日)京都で、子どもの咬合を考える会 第23回 特別講演会に衛生士の寺岡と参加してまいりました。

この日はあいにくの雨でしたが、会場には多くの方が参加され、北は北海道から南は九州までと遠方からの参加者も多くおられました。
講師は歯学博士でポール矯正歯科センター所長の各務 肇先生です。
70を超えるご年齢でしたが、なんとお一人で6時間もの講演をされました。
とてもパワフルな方で講演中は、時間が経つのも忘れてしまわれるほどで、途中に設けられている休憩でさえも「まだ話したいことがあるのに...」と言い、しぶしぶ休憩をとるといった具合でした。

前半の講演は、不正咬合が及ぼす悪影響や咬合と鼻呼吸の重要性をお話しされました。
各務先生は独自の矯正法をされますがベースは床矯正と一緒の様で、歯列のアーチを拡げ歯を並べていく方法です。
特に下の顎の歯列のアーチが広いことがとても大事で、下の歯列のアーチが狭いということは舌のお部屋が狭い、舌のお部屋が狭いということは舌の行き場がないということです。
そうなると行き場がなくなった舌は後ろ(喉の方向)に逃げていくのだそうです。
舌が喉の方へ行くと起こるのが口呼吸です。
口呼吸はアトピー、インフルエンザなど色々な病気の元になります。
歯列を拡げて舌のお部屋を広くすると口呼吸が改善されます。
加えて、咬合(噛みあわせ)が悪いと様々な不定愁訴につながるので、噛みあわせがとても重要だとお話しされていました。
当院でも歯列の並びと口呼吸と舌の正常な機能のためのトレーニングの重要さは患者様にお伝えしており、力を入れている部分ですので、今回深く学ぶことができて嬉しかったです。

お昼の休憩には、豪華なお弁当と飲み物が用意されていました^^
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寺岡さんが食べる前に写真におさめてくれました。

後半の講演は、症例を用いてのお話でした。
どれも非抜歯矯正では難しそうなケースも先生独自の拡大装置と床装置とブラケットの矯正で見事に歯を並べられていて、最終の写真を見ると噛みあわせも綺麗に噛んだ状態になって素晴らしかったです。
当院でも床矯正を始め、違う方法でも非抜歯矯正を行っており、最終の咬合の状態は当院の院長と似ている部分もありました。


講演は先生の沢山の知識と経験に基づきとても理論的なお話で興味深いものでした。
独自の鋭い考え方で色々なことを学ぶことができました。

今後の診療で、矯正されている方やの知識や口呼吸や歯の機能への理解が深まったので活かしていきたいと思いました。 

衛生士 井上優那              contact.PNG
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こんにちは、歯科衛生士の寺岡です。
ゴールデンウィークはいかがおすごしでしたか?
私は院長と一緒にコアキッズ体操のセミナー(子供のための体幹トレーニングセミナー)に行ってきました。

歯科なのに体操??
と思われるかと思いますが、とても深く関係しているのです

美希デンタルクリニックでは、多くのお子様方にきていただいています。
そして特に矯正治療をしている患者様には姿勢や呼吸のトレーニングを受けて頂いています。

なぜなら日々の姿勢は歯並びに大きく関係しているからです。
トレーニングをしているなかで、口や舌のトレーニングだけではなく、身体の中心、「コア」の部分がとても重要なのではないかと思うようになり、そこで院長から紹介していただいたコアを鍛える体操のセミナーに参加して勉強することになりました。

今回の講師の先生は日本コアコンディショニング協会の掘上智生先生です。
人気のある先生で、すぐに予約が埋まってしまうため、かなり前から申し込みをし、当日楽しみに向かいました

セミナーの最初に、先生から「前屈してみてください」といわれ、いきなり私の苦手な前屈
普段の運動不足のせいか、指はまったく床につきません。
そのあと隣の人とじゃんけんをし、勝っても負けても「やったー!!」と大声を出す
そのあと前屈すると・・・・

なんてことでしょうw(゜o゜)w
なんと指がべったり床につくようになりました
びっくりです
大声をだすだけで、こんなにも変化するとは

広い意味でのコアとは体幹といわれるところ「胴体」のことで、ここでのコアとは身体の深部にあり腹腔壁を構成する筋群の事とのこと。
なんだか漠然と「腹筋??」と思っていましたが、さらにその奥の筋肉のことのようです。
大声を出すことでその奥の筋肉(インナーユニット)が動き、指がつくようになったのです。
なんだかすごい

そのあと、赤ちゃんが生まれてから歩くまでの発達の13段階について学習し、いかに1つ1つの段階が大事であるか改めて理解しました。
わが子のことを思い出し、後悔したり、安心したりしながら聞いていました。

今の子供の住環境は狭いマンションの部屋の事が多く、寝返りから立つまでのプロセスが早く、ハイハイや高這いといった期間がショートカットされたり短くなったりするため、その時期に発達しなければいけない機能が育たず、大きくなってから影響が出てしまうそうです。

そのあとはいよいよ「コアキッズ体操」の実践です。
この体操は、発育発達の過程に沿った体操で、良好な姿勢と安定した体を作ることができる体操です。

転がったり、ハイハイしたりと簡単な動きではありますが、真剣にやるとあちこち痛くなります。

3人組でお互い指導やフィードバックしながら覚えていきます。
これがなかなか難しい・・・

よりわかりやすく伝えるためには、どうしたらいいのか?
子供達に伝えるためには、どのような言葉を選ぶとよいのか?

真剣に考えながら、取り組みました。

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久しぶりに身体を動かした後は、懇親会へ。
先生を囲み飲みながら、参加者の皆さんと楽しく交流を深めセミナーの締めへ。

講師の掘上先生はお話が面白く、セミナーのなかでは聞ききれなかったお話がたくさん聞けて、とても楽しかったです!
いままでは歯科関係のセミナーがほとんどでしたが、違う分野の方たちと交流でき、新たな発見や歯科につながるお話、または歯科からの発信もでき、とても刺激を受けることができました。

今回のセミナーを受講し、身体のコアや足、足裏などがとても大切で、歯並びにも深く関係していることをあらためて感じました。
そして赤ちゃんの頃の発達の一つひとつの意味と重要性を感じました。

美希デンタルクリニックでは、トータルで考えていくクリニックです。
ただ歯を並べるだけでなく、呼吸や姿勢などお子様の健やかな成長をサポートしていきたいと考えています。
良い歯並びは0歳から!(マイナス2歳からがベストです。)

赤ちゃんからの指導(赤ちゃん歯科)もしておりますので、是非一度ご相談くださいませ。

初めての方には30分~50分の無料相談を設けておりますので、お気軽にご連絡ください。

歯科衛生士 寺岡明子

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こんにちは。歯科医師の信田です。GWは楽しく過ごされましたか?四月から新生活をされていた方は少し長めのお休みでほっと一息つかれたのではないでしょうか?

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さて今回は子どもの歯(乳歯)から大人の歯(永久歯)へ生え変わる時の歯並びについてお話したいと思います。
 
皆さまは理想的な大人の歯(永久歯)の歯並びの状態はおわかりでしょうか?
 
①正面観(前から見た時)
・正中(上下の歯の真ん中)が一致している。
・上の歯が下の歯を2㎜ほど覆っている。
 
②咬合面観(かみ合わせの面を上と下から見た時)
・上下の歯列ともにUの字でアーチ状の形状になっている。
 
③側方面観(横から見た時)
・奥歯は、上下の歯が1歯対2歯で相互に噛み合っている。

子どもたちみんなが子どもの歯(乳歯)から大人の歯(永久歯)へ生え変わる時に理想的な歯並びになれば良いのですがなかなかきれいに並ばないことも多いと思います。
ではどうして歯並びが悪くなってしまうのでしょうか?

歯並びが悪くなってしまう原因として
①顎の発育不足によるスペース不足⇒40%
②口腔習癖・体癖⇒40%
③遺伝的な問題や位置異常⇒20%
があります。
顎の発育不足は成長期に顎を拡大することでスペースを確保し、また口の周りの筋肉を正しく整えていくことできれいな歯並びへと導いていくことができます。
指しゃぶりや舌癖、口唇の巻き込み癖などの口腔習癖、口呼吸、頬杖や姿勢などの体癖などは見つけ次第取り除いていけるよう対応していく必要があります。
それでは子供の歯から大人の歯に変わっていく過程の中でどのようなところに注意して見ていけばよいかお伝えしたいと思います。
 
 
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ステージ1:乳歯列期(2~6歳頃)
・上下乳切歯が接触する。
 
・上の歯が下の歯を少し覆っている。
(反対咬合:下の歯が上の歯より前にある、過蓋咬合:上の歯に覆われて下の歯が見えない開咬:上の歯と下の歯がかみ合っていない⇒かみ合わせに問題があります)
 
・正中(上の歯と下の歯の真ん中)が一致する。
 
歯間空隙(すきっ歯)がある。
乳歯と乳歯の間に隙間(約4ミリ)がないと乳歯よりも大きい永久歯の生えてくるスペースは確実に足りないと言えます!
この時期から顎を広げたり、習癖を取り除いていく必要があります。
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ステージ2:第一大臼歯萌出期(5~7歳頃)
・E(第二乳臼歯)の後方に6(第一大臼歯)が萌出する。
 
・捻転がない。
永久歯の臼歯で最初に萌出してくるのが6(第一大臼歯)です。
6が近心傾斜し、前方のEにぶつかって萌出しなかったり、Eの歯根を吸収して萌出してくることもあります。エックス線写真を撮影して確認する必要があります。



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ステージ3:上下切歯交換期(6~9歳頃)
・上下切歯が接触する。
 
・上の歯が下の歯を少し覆っている。
 
・正中が一致する。
 
乳犬歯が残存する。
 
捻転や叢生がない。
この時期に正常な状態にしておかなければ、そのままの状態で永久歯列が完成してしまうことがほとんどです。最も大切な時期と言えます。つまりこの時期の正常像を目指すことが、将来の永久歯列が正常咬合になる近道となります。
 
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なぜならこのステージ3の後に交換期を迎える側方歯群では、それまで並んでいる乳歯(C、D、E)よりも新たに萌出してくる永久歯(3、4、5)のほうが歯冠幅径が小さいために、排列に余裕があるからです。この余裕は「リーウェイスペース」として知られています。そのため、それ以前の段階(つまりステージ3)で4前歯がきれいに排列していれば、その状態がそのまま維持されることが多いのです。
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ステージ4:側方歯交換期(9~12歳頃)
・前歯に叢生がない。
・リーウェイスペースが残っている。
・萌出遅延歯がない。
犬歯が萌出する時期に前歯が乱れていないかを見ていく必要があります。



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ステージ5:第二大臼歯萌出期(11~13歳頃)
・正中が一致する。
・捻転や叢生がない。
側方面観では鋏状咬合になっていないことも重要です!

お子様の歯並びの治療を進めていくうえで、どの時点で歯並びの異常に気付いてアプローチしていくのかもとても大切になってきます。
早い段階で治療を始めれば、短い期間で、費用もかからずにきれいな歯並びに導いていくことができます。
上下切歯のみの歯並び(ステージ3まで)の治療であれば比較的スムーズに治療は進んでいきますが、9歳頃の犬歯が生え変わる時期(ステージ4)になってくると装置の形も複雑になり時間も費用もかかってきてしまいます。
当院ではお子様の歯の生え変わりの時期、状態によってそれぞれに合った矯正治療のプランがあります。

・乳歯列期(永久歯が生えてくるまで:5~6歳)6歳までに治療
筋機能矯正装置(T4K)のみで終了できる可能性が高い。装置1個
筋機能矯正装置について⇒https://www.miki-dental.info/mrc.html

・永久歯前歯が上下合計8本以下(6~9歳)9歳までに治療
床矯正装置1~3個+筋機能矯正装置   装置2~4個
床矯正装置について⇒https://www.miki-dental.info/noextraction.html

・10歳~12歳
床矯正装置1~4個+ブラケット矯正上下顎+筋機能矯正装置
マルチブラケット矯正について⇒https://www.miki-dental.info/ortho.html

お母様は是非参考にしてお子様の歯並びを見てあげてくださいね。そしてお子様の歯並びが気になる方は矯正の無料相談を受けていただくことをおすすめいたします。
 
また当院では定期健診に通われているお子様に対して虫歯にならないようにだけではなく、歯並びに関してもサポートしていきたいと思っておりますので是非定期健診にもおこしくださいね。

歯科医師 信田麻耶
 
↓↓↓こちらのブログも、ぜひお読みになってください。

早期矯正治療の必要性について ~床矯正治療から八重歯矯正~

https://www.miki-dental.info/miki-dental-staff-voice/2017/01/post-1040.html


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新年あけましておめでとうございます。
歯科医師の信田です。
 
さて今回私は『子どもの口腔機能を育てる』ことについてお話したいと思います。
近年、子どもたちの「お口がぽかん」や「食べることが下手」、「歯並びが悪い」という問題がよく話題にされています。
保護者の方たちの興味や意識も、子どもたちのう蝕の問題から、お口の機能のほうに変わってきているように思われます。
口腔機能は全身とともに発達していくので、口腔のみならず全身にも目をむけてアプローチしていく必要があります。

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口腔機能は
1食べること(摂食、嚥下)
2話すこと(発音、言語)
3呼吸すること
これらの活動に大きく関わっています。これらは生命維持において非常に重要ですし、顎や顔面を含めた歯列の正常な発育に大きく影響をしています。
 
食べたり話したりするにはそれぞれの活動に合わせて、息を「吸う」「止める」「吐く」といった動作の切り替え、呼吸のコントロールが必要です。この呼吸のコントロールは口唇や舌、軟口蓋が強調して行っています。口唇を閉じる、舌運動(前後・上下・左右)、軟口蓋挙上する動きは、全身の運動機能とともに発達していきます。
 
生後まもない赤ちゃんは固形食を食べることができず、母乳やミルクなどの液体を飲むしかできません。
固形食を食べるには頚部の安定や体幹の安定が必要になり、それらは赤ちゃんが生後体を動かすことにより獲得していきます。
このように口腔機能は全身の運動機能と相互に影響しあうので、全身の発達も考えていかなくてはなりません。
全身の運動機能の土台となるのは食・呼吸・姿勢になります。
 
 
 

 
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1食育(食)
2息育(呼吸)
3足育(姿勢)
この3つは子供たちの口腔機能及び口腔そのものを育てることにおいて、とても重要となってきます。

1食育
赤ちゃんが食べることを練習する材料が離乳食になります。
離乳食の形態や量は月齢に左右されるのではなく、口の機能や歯の生え方に合わせて調整することが大切です。身体の発達と舌の前後運動、舌の上下運動、舌の左右運動のステップに応じて離乳食を与えていきましょう。
食事の際は、両足がしっかりとつくタイプのチェアに座らせることで、上半身が安定するようなります。腰がすわり安定した状態で手づかみ食べをさせていきましょう。
赤ちゃんは手づかみ食べをし、食材を前歯でかじり取ることで、一口の量を覚えていきます。
またこの時期は子供たちの食べたいという意欲を育てていくことも大切です。お腹がすく環境づくりも必要となってきます。
起床と就寝、お昼寝時間が不規則になっていないか、授乳や甘未飲料摂取で満腹になっていないか、おやつの内容や与え方、戸外での遊びなどの運動量なども確認する必要があります。
 
 
 
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2息育(呼吸)
本来人間は鼻呼吸がしやすいようにできています。正しい呼吸を行うためには、口が正しい姿勢の状態になっていないといけません。
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口を閉じたときに、舌がスポットの位置にあるでしょうか?
 
習慣的に口呼吸を行う子供たちは、舌の位置が低く、食べ物をごっくんと嚥下するときに舌を口蓋(上顎のへこんだ部分)に押し当てて舌圧を生じることができません。
そのために上顎の側方の成長が少なくなります。お口の中の容積が狭くなってしまうと、舌が十分に動かすことができずに正しい食行動や発音を行うことができません。
 
正しい呼吸(鼻呼吸)を行うことは、顎顔面を正常に発達していくうえでもとても大切です。
 
 
 
 
3足育(姿勢)
呼吸は姿勢と深く関係しています。鼻呼吸がしやすいように口を閉じていられる姿勢が歯科では「正しい姿勢」「良い姿勢」となります。
 
赤ちゃんは離乳食が進むにつれて体の軸が整い、自ら口唇を閉じる力をつけていきます。
 
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赤ちゃんの体の軸がまっすぐ整うように、また頭部が後屈して口唇が開かないような抱き方や寝かせ方の工夫が必要です。
哺乳時、おんぶ・抱っこ時には、足も手もお母さんの体に密着しまとめるように支えられている姿勢が大切です。
 
また足底をしっかりと地面につく姿勢をとると正しい呼吸がしやすくなります。
立つ時に足指を使えていなかったり、足指に変形があると重心が踵側に後退して口が開きやすい姿勢になってしまいます。
 
人間が立って歩くことができるのは抗重力筋の働きがあるからです。この筋肉は、ハイハイ、自座位、つかまり立ち、歩行の成長過程で体幹が鍛えられていくとともに発達していくので、しっかりと成長のステップを踏んでいくことも大切です。
 
腰がすわる前、すなわち体の軸が安定する前に腰を支えるタイプのチェア(バンボタイプ)のベビーチェアを使用すると自座位と歩行のための発達を阻害し、脊椎の歪みにつながります。
 
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座ったときは足裏を膝の下またはそれより後方に置くと、重心が足指側になり、自然と骨盤が起き上がり正しい呼吸がしやすくなります。
妊娠中も椅子に座るときは、深く腰掛けず足首に体重が乗るようにします。そうすることで猫背にならない楽な姿勢が保つことができます。
 
 
口腔機能の発達は、全身の運動機能の発達と密接に関係しています。
全身の運動機能の土台となる食・呼吸・姿勢を妊娠期から正しくサポートすることが大切になってきます。
 

当院では妊婦さんや小さいお子様の食育指導をはじめ、歯育て講座、姿勢のトレーニングも行っております。(25分 3000+税)

 

お子様の正しい口腔機能及び口腔そのものを育てていくためにも全身にも目を向けてサポートしていきたいと考えております。

 

 

歯科医師 信田麻耶
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staff1ff2.jpg今回、私は床矯正のベーシックコースに参加しました。
クリニックで矯正に関わるにあたって1番大切なセミナーだと、私は思っておりましたので楽しみにしつつ参加させていただきました。

これまでクリニックで矯正に関わることが多く、床矯正からブラケット等に関わってきましたが、しっかりとした知識に乏しく、不安な要素を持ちつつ診療に携わっていました。
もちろん、直接院長や先輩方の指導の中では臨床でしか知りえないこともたくさんありました。
それでも理論的な事は資料や書籍も読んでいたとはいえ、知識不足否めなかったからこそこのセミナーを待ちわびていたのです。

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根本的に「床矯正とは」ということについて、また、床矯正をしていく上での注意するところ等を、改めて知識として理解することができる機会に参加することができて本当に嬉しかったです。

まず、最初に予防歯科とは何かから始まり、そこから歯並び論に発展し、最後に臨床の楽しさがあるという内容でした。

『なぜ?』ということを絶えず考えて患者さんと一緒に問題を解決していくことは、矯正治療だけでなく、日常の診療において、非常に大切だということを知りました。

矯正治療については、まず、2種類あり自分で正しく成長し、自分の力で治るバイオセラピーとメカニカルな矯正治療があり、「自分自身の力で治す」それこそが本来の治療で、床矯正やブラケットといった装置はあくまでも補助的なものということを知り、自分の考えが変わりました。

治療=装置、という考えが昔からあったので「だから、クリニックでは様々なトレーニング方法をお伝えして、ご自身の力で治してもらおうとしているんだ」と今更ですが、理解することができました。
単に床矯正をつけて治していくのではなく、そこにトレーニングや食育などが合さって初めてちゃんとした矯正治療といえるのだと思いました。

そして、床矯正を始めていく上でいつから始めたらいいのか、なぜ犬歯が生え変わる前(9才まで)に、第二次成長期までに終わらせるといいのか、あやふやだったのですが、そのことも理解することができました。

他にも、トレーニングに使う道具も名前は知っているけれどもどうやって実際使っているのだろう、と気になっていたものも詳しく説明してくださったので、トレーニングに入っていなくても「こういうのが、ありますよ」と患者さんに伝えていけたらいいなと思いました。

「床矯正治療は、私たち医療スタッフだけが必死になるものではなく、主役は患者さん、子どもたち自身です」という言葉がこのセミナーの本題だと思いました。

綺麗なよいお口の中になっていけるように、モチベーションの上げ方も含め、自分たちはどういったサポートをしていったらいいのかをこれから実践の場で患者様に寄り添いながら気づき、学んでいきたいと思いました。
今回は、とても充実したセミナーに参加することができて本当に嬉しかったです。
参加を勧めてくださった院長とスタッフみなさまに感謝いたします。

さて、当院では矯正治療の無料相談(50分)を随時おこなっております。
お子様やご自身の歯並びに不安や悩みをお持ちの方は遠慮なくご連絡頂けますようお願い致します。

歯科衛生士 井栗 あゆな

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すっかり風が冷たい季節になり、10月も台風と共に終わって行きましたね。
気温の振り幅が大きいため、皆様体調管理には気をつけてくださいませ。
私は、変わらず元気にしています。
スマイルクリエーターの太渕です。

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さて、一つ目の台風到来の週末、大阪で開催されました「床矯正研究会」のセミナーに信田先生と一緒に参加してきました。
台風という悪天候にも関わらず、たくさんの方が参加され盛大なセミナーでした。

当院でも床矯正に取り組みはじめかなり経ち、根付いてきたこともあり、私自身の知識もようやくセミナーに追い付くようになりました。

毎日、床矯正のカウンセリングや治療に携わらせて頂いいるため、症例検討会の内容が理解でき、非常に楽しかったです。

後半は福岡県にあります、はなだ歯科クリニックの花田真也院長より「歯科医院に保育園を併設した理由」についてお話してくださりました。

歯並びは理由があって悪くなります。
一才半の健診では遅いため、赤ちゃんの時期からアプローチしたいと花田先生は考え、「よし! 保育園作っちゃおう!」と歯科医院に併設したそうです。

首が座るまでに必要な姿勢や抱っこの仕方の講座を開き、基本姿勢を守る事から口腔の悪い癖が付かないように指導している そうです。

正しい呼吸・姿勢・嚥下・食べ方を最初から獲得すれば、矯正治療は必要なくなるのでは?という、花田先生の思いから開催されている講座だと感じました。

当院でも口腔内の悪習癖や、身体の悪い癖を改善するためにトレーニングを行っていますが、なかなか赤ちゃんから親子で行う環境が万全とは言えません。
「保育園」という環境から歯科の目線で、健康の財産になる歯並びを獲得できる花田先生の取り組みは、とても素晴らしく興味いっぱいの内容でした。

日本各地から参加されていたと思いますし、症例検討会をしてくださった床矯正研究会主幹の鈴木設矢先生も、花田先生も台風の影響で帰路が危ぶまれるため、足早にセミナーが進み解散となりましたが、その中で分かりやすく丁寧にセミナーを開催してくださり、本当にありがたく思いました。
日々自分たちがしている事の確かめや、新しい発見がたくさんあり、有意義な1日になりました。
参加させて頂いた院長にも、本当に感謝です。

当院に来てくださるお子様やお母様に、学んだ知識をお伝えできるよう日々精進していきます。
どんな些細な事でも構いませんので、お子様のお口の事を相談してくださいね。
全力でお手伝い致します!

スマイルクリエータ 太渕亜弥
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DSC00036(6).JPGこんにちは。歯科医師の信田です。
9月に入り一気に涼しくなりましたね。

今年は残暑が厳しいのかと思っていましたが、早い秋の到来に心躍っております。

ナシやりんご、サツマイモといった私の好きな食材が多くなる季節なので食べ過ぎないよう気をつけたいと思います笑。


では今月のランチミーティングについてご報告させていただきます。


①先月の業務報告
8月のクリニックの状態についての報告がありました。
夏休み期間ということもありたくさんのお子様に定期健診にきていただきました。
ありがとうございました!
定期健診の際にはお口の中のチェックだけでなく、食についてのお話も加えていけるようにみんなで話し合いました。

②院長より
西田亙先生の『歯科医院に知ってほしい糖尿病のこと』
の本と『糖質制限でうつが治った方の漫画』を紹介していただきました。


③勉強会
信田よりネコの会の勉強会の続きを行いました。
元NHKディレクターの北折一先生によるプレゼンテーションを行うにあたってのべからず(してはいけない)をランキング形式で発表させていただきました。
話し手があれこれ一方的にお話するのではなく、聞き手がひきつけられるようなモード、もっと聞きたい!知りたい!と感動させるようなプレゼンについてお話させていただきました。


IhgfhfMG_7634.jpg回はランチミーティングが終わってから、院内セミナーが行われました。

歯科医師であり食事療法&栄養療法研究家の久野淳先生に名古屋からわざわざお越しいただいて、『歯科医療従事者として、知っておきたい栄養学~栄養と歯科疾患&全身疾患との関わり~』と題してセミナーを行っていただきました。
久野淳先生はとても若々しくて、失礼ながらも私と同年代のように見えたので本当にびっくりしてしまいました。

先生の生き生きとした立ち居振る舞いにスタッフ一同感動いたしました。
まずは、食育においての栄養学(三大栄養素・ビタミン・ミネラル)についてお話してくださいました。

皆様は、三大栄養素はご存知でしょうか?
タンパク質・脂質・糖質の三つを言います。

その中で私たちの身体の中で最も大切な栄養素はタンパク質だそうです。
体重の約60%は水分ですが残りの固形分のうち約60~70%はタンパク質でできていて、私たちの皮膚や骨、筋肉、ホルモンや抗体までもタンパク質でできているのです。
私たちが知らず知らずにとりすぎていると言われる糖質はエネルギー源にしかならないそうです。

タンパク質の一日の必要量は体重1㎏あたり約1.0~1.5g程度で体重50㎏の人なら約50~75g必要です。

私の場合、これだけのタンパク質をとれているのか?というと残念ながらとれていないと思います。
やはり糖質が多く、カロリー的には足りても栄養素的には足りていない食事をしているのだと改めて気づかされました。

タンパク質を多く含む食材は、肉類・魚介・卵・大豆製品・乳製品などがあります。
中でも卵はタンパク質が効率よくとれる食材で1個当たり6.5gもとれるそうです。
昔は卵は1日1個までと言われた時代もありましたが、卵はタンパク質をとるのにおすすめの食材です。

もちろん大切なのはタンパク質だけではありません。
脂質も身体のエネルギー源や細胞膜や脳神経組織をつくる材料になり大切です。

なんとなく、マーガリン、スナック菓子、インスタント食品の油は良くないんだろうなーというあいまいな知識しかなかったのですが、脂質にもいろいろ種類があることを教えていただきました。
牛脂(ヘット)や豚脂(ラード)、バター、ココナッツオイルなどの飽和脂肪酸やオレイン酸(オリーブオイル)は安心して適量とって良いそうです。
逆にオメガ6系脂肪酸であるリノール酸(サラダ油系)はアレルギー、炎症を促進させてしまう可能性があり控えたほうが良いとのことでした。
リノール酸はスナック菓子やドレッシング、マヨネーズにも使われているので私たちが知らないうちに摂取してしまっているので気を付けなくてはいけないと思います。
また身体に良いと言われているEPAやDHAといった魚の油も抽出した状態ではなく、新鮮な魚として食べるのが良いそうです。
脂質の選択だけでなくとり方も大切だと教えていただきました。

そして三大栄養素だけでなく、ビタミン、ミネラル(鉄、亜鉛、マグネシウム、カルシウム)といった栄養素も健康維持に相互に関与していて、何か足りなかったり、偏った食事をしていくと身体がうまく機能していかなくなってしまいます。
バランスの良い食事を心がけていきたいと思います。


★今日から私たちが始められることとして、
・インスリンをなるべく出させないようにするために、なるべく糖質や糖類を控える食事を実践する

・甘いものはすべてダメという糖質制限的な考え方ではなく、重要な栄養素(タンパク質・脂質・ビタミン・ミネラル)を積極的にとり、糖質をコントロールした食生活を心がけていく

・糖質は麻薬やアルコールやタバコと同じように中毒性があるものと理解して、意識してコントロールする

・正しい食生活を継続していくために、食生活以外の生活習慣を整えながら十分睡眠をとり、できるだけストレスフリーを心がけること

を先生は教えてくださいました。

いきなりあれもこれもダメではなく、まずは自分の普段の食事に関心をもって学んでいくことが大切なことだと思いました。

最後には各栄養素がとれる食材や先生おすすめの煮卵やオムレツのレシピ・サプリメントについても教えてただきました。

久しぶりの院内セミナーだったのですが、興味深い内容が盛りだくさんだったので、スタッフ一同前のめりになって聞かせていただきました。
途中のブレイクタイムにはなんと久野先生が前日に作ってくださったスノーボールクッキーをみんなにプレゼントしてくださいました。
クッキーをいただきながらのほっこりした楽しい時間もあり、あっという間の3時間でした。

セミナーが終わってからのランチタイム中もスタッフからの質問が次から次へと出てきて止まることがありませんでした。
お弁当を食べながらなのにもかかわらず、全ての質問に笑顔で丁寧に答えてくださった久野先生、本当にありがとうございました。

まだまだ勉強不足のところもたくさんありますが、今回のセミナーで早速自分自身の食生活の改善にも結び付けていくこともできましたし、自分でもこれから学ぶべきことに気づくことができました。

私たちの身体は毎日口にする食べ物でできています。
毎日健康で、心豊かな生活を送っていくためにも、考えて食べる力をこれからもしっかり身につけたいと思います。
そしてまた患者様にもわかりやすくお伝えしていけたらと思います。

歯科医師 信田麻耶

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11321123☆fl1★1gggg★8989888img_staff1_kubota.jpg
こんにちは☆スマイルクリエーターの窪田です。
まだ4月というのに全国各地で夏日となる日もちらほら、熱中症になる方も多いみたいですので皆様水分補給はしっかりと、体調管理にお努めくださいね☆

さて、今回は近年危惧されている子どもの味覚についてお話しさせて頂ければと思います。
子育てをされているお母さま方、お子様の好き嫌いに悩まれている方も多いのではないでしょうか。
とある大学で子どもの味覚について研究を行ったところ、実に3割を超える子どもが味覚に何らかの問題を抱えていることが判明いたしました。
味覚を認識できなかった子どもの多くは野菜を食べる機会が少ない、ファストフードやスナック菓子を好む、ジュースを水分として摂取している等、日常的に味の濃いものを選択して口にしており、それらが味覚低下の原因であると考えられています。

では、味覚が低下すると何が問題なのでしょうか。
味の濃いものでないと食べたという満足感を得ることが出来なくなってしまうと、小学生であっても糖尿病や高血圧などの生活習慣病にかかる恐れがあります。
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現に小学生の約4割が糖尿病予備軍であるという研究結果も出ています。
また、味を楽しむことが出来ない=食事が楽しくないことから流し込むように食べてしまう、質より量を取ることで肥満になるといった傾向もみられます。

子どもの味覚は生後すぐが一番優れていると言われ、成長とともに鈍くなっていきます。
子どもたちが味覚に優れ、健康に過ごすにはご家庭での食生活が要となります。

子どもの好き嫌いを親が決めてはいけません。
「これはよく食べてくれるから」と同じ食材を頻繁に出すことは、子どもの偏食の原因となってしまいます。
幼少期の食生活で大切なのは、多くの素材を経験し、素材本来の味や調理法での味の違いを知ることです。
出来るだけ多くの種類の素材を口にして、嫌いなものも調理法や形を変えるなどして繰り返し出してみましょう。


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調理する際、薄味で提供することもポイントとなります。
特に3歳までの味覚が確立するまでは、味の濃いソースやケチャップ、マヨネーズといった類は素材の味を消してしまう恐れがある為極力避けましょう。
カツオや昆布でだしをとったうま味を効かせた料理は、塩分が少なくてもしっかりと美味しさを感じることが出来るのでお勧めです。
うま味を感じることが出来る味覚を育てれば濃い味付けは不要となります。

しかし、どんなに美味しくて健康的な食事でも一人ぼっちで食べると美味しさは半減してしまいます。
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共働きや習い事などで家族の時間がバラバラになりがちなご時世ですが、1日1回は家族で食卓を囲み、食事の時間は楽しいという環境づくりが子どもの味覚を育てる一番重要なことかもしれません。
家族全員の味覚や食事環境を見直すきっかけになれば幸いです。
皆様の食卓に笑顔が溢れますように(o^―^o)

スマイルクリエーター 窪田伶香
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12123☆fl1★1gggg★8989888img_staff1_kubota.jpgこんにちは☆スマイルクリエーターの窪田です。
長引く暑さもようやく終わり、木々の葉が赤みがかってきている辺りに秋を感じる今日この頃でございます (o^―  ^o)
秋と言えば運動の秋、芸術の秋、読書の秋 ...そしてやはり何といっても食欲の秋ですよね☆

奈良県にも全国に誇ることが出来る秋の大和野菜が沢山あります。
【大和いも】
扁平な形をしており、食感が濃厚で滑らかな粘り強さが特徴なので、山かけやとろろご飯にお勧めです。
大和いもには、でんぷん分解酵素のアミラーゼが米や麦等の消化を助け、粘りの栄養素であるムチンが胃の粘膜を護ります。
その他多くのビタミンを含んでおり、カリウムや植物繊維が高血圧の予防や便秘の防止に効果があると言われています。

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【大和ふとねぎ】
長ネギに比べて白根部分が短くて太いのが特徴です。
白根部分にはタンパク質や辛味成分が多く含まれ、熱を加えることで特有の甘みと風味が出てくることから鍋などこれからの季節にぴったりの食材です。
ビタミン B・ Cも豊富でもちろん緑色の葉先まで美味しく食べることができます。

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【宇陀金ごぼう】
柔らかな肉質と豊かな香り、豊富に含まれる食物繊維が特徴です。
土に含まれる「雲母」という鉱物がごぼうの皮に付着して輝くことから、「金色に輝く幻のごぼう」とも呼ばれており、縁起物としてお正月のおせち料理などに使われます。

地元で採れたお野菜は、収穫されてから我々の手元に届く日も近く、新鮮な状態で食卓に並べることが出来ます。
最近ではスーパーの一角に生産者の分かる地元産野菜のコーナーを見かけることもしばしば。
あまり見たことの無い珍しいお野菜が並んでいることもありますので、皆様も是非楽しみながら食材を探してみてくださいね☆

地産地消に取り組むことが地域の活性化、そして私たちの健康な未来への道へと繋がるかもしれません。
奈良を愛し、奈良を食す秋も素敵ではないでしょうか (^▽  ^)



地産地消.gifスマイルクリエーター 窪田伶香
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DSC00116(6).JPG 2.JPG5656.JPGこんにちは。
衛生士の榎本まりこです。
梅雨時で雨模様ですが、日に日に、だんだん夏が近づいてきましたね。
夏休みの計画はたてられましたか?
おすすめの場所など教えてくださいね。

さて、今月のランチミーティングは私榎本が司会を担当させて頂きました。

①業務チームチーフ太渕、事務長より先月の総括。
様々なデータから当院の現状をスタッフ全員で把握しています。
患者様の満足度を高める意識づくりには非常に大事なことです。
患者様のお時間通りの御来院には、スタッフ一同、感謝しております。
自力矯正と並行して行う「姿勢のトレーニング」も、順調に皆様に浸透してきました。
日々の姿勢、食事の仕方が、歯並びや健康にいかに重要であるかを自他ともに日々実感しております。

②ヒヤリハット報告
重大なミスに発展しないように、声かけ、意思疎通、想像力がいかに大切であるかを皆で確認を行いました。

565dfsgggif.gif③院長より
・本の紹介
興味深い本があれば、院長が購入してくだり、スタッフに回覧してくださいます。
そして、美希デンタルクリニックではこのような書籍を患者様への貸し出しも行っております。
「史上最大の暗殺軍団デンタルプラーク /奥田克爾 著」
「「唾液」を増やせば健康になる!/森昭(竹谷町歯科クリニック院長)著」
「赤ちゃんからのメッセージシリーズ 4冊セット(赤ちゃんからのメッセージ) コミック2014 桜夛吾作 (著), 真弓定夫(編集), 池川明(編集)」
「冷え取り物語―冷えは万病の元!冷えを取れば心も身体もぽっかぽっか 単行本2012/5 美健ガイド社 (著)」

美希デンタルクリニックではこのような書籍の貸し出しも行っております。

日頃、「健康のために」と思って「食べている、飲んでいる、している」ことが案外「身体や歯の健康を損なう」ことになっているのかもしれません。
様々な知識の引き出しを増やすのに、本を読んでみませんか?

・「スーパーエナメル」のパンフレットの紹介
 当院で大変好評を得ております「スーパーエナメル」のパンフレットを追加で院長が取り寄せてくださいました。ありがとうございます。

④事務長より
・DH就活フェス
https://www.webqua.jp/fes/201607osaka/oubo1.html
出展について
   当院は、7月31日に梅田スカイビルにて開催されます、「DH就活フェス大阪」に出展することになりました。
   「美希デンタルクリニック」にご興味のある歯科衛生士の皆さま、是非お越しくださいませ。
もちろん、直接クリニックへのご応募もお待ちしております☆

・介護離職についての動向調査について

jjjjDSC00043(7).JPG565.jpg⑤勉強会&セミナー報告 太渕さん
・「孤食のはじまりについて」
社会の変化(核家族化、共働き家庭の増加)により、ひとりで食事をする「孤食」が進みました。
心理面においてももちろん影響しますし、一見関係なさそうな歯並びについても、大きく影響を及ぼすことを再確認いたしました。

・「おっぱいのあげ方について」
産後何回も繰り返される授乳ですが、飲むときの赤ちゃんの抱き方、授乳の角度も非常に深く関わっていることがわかりました。

・「離乳食の始め方、内容について」「手づかみ食べの大切さ」
何を食べるかも大事ですが、赤ちゃん自身が手で直接口に運ぶ「食べ方」に着目することが大切だそうです。
手づかみ食べをすると、赤ちゃん自身が自分でそれぞれの食物の硬さや柔らかさを学習し、自分の一口量を理解できるようになるそうです。
ママがスプーンで赤ちゃんのお口に食べ物を入れるよりはるかに大事な事を改めて知ることができました。

5656+DSC00108(7).JPG565.jpg☆ランチタイム
今シーズン前半最後の持ち寄り料理です!
今回は、創作居酒屋風ネーミングをしてみました(笑)。
私のセンスのなさ、ご勘弁くださいませ(笑)。

サラダ 信田先生 「水菜とごぼうのサラダツナとともに」
焼き物 伊東さん 「伊東家特製やきとり」
煮物  濱崎さん 「白菜とベーコンの出会い」
    太渕さん 「新ゴボウと厚揚げと小松菜の炊きもの 卵添え」
揚げ物 榎本   「アスパラ 豚肉に巻かれて」
スープ 院長   「トマト・オクラ・ズッキーニ・ナスの地中海スープ」
ごはん 事務長  「白米7割十六穀米3割の出会い」

今月もおいしくいただきました。御馳走さまでした(^^)/。

間もなく夏休みですね☆
熱中症には気を付けて、この夏も元気に乗り切りましょう(^^♪。

衛生士 榎本まりこ
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DSC00040(7).JPG5656.JPGこんにちは。スマイルクリエーターの太渕です♪

夏を感じる暑さになってきましたね。
今年の夏は猛暑と今から言われているようですが、今からしっかり体力をつけて、夏本番を迎えましょうね♪

さて、今月も皆で勉強会を開催いたしました。
今回司会進行を務めさせていただいたのが、私太渕です。
少しずつですが、内容をご報告させていただきます。

まずは、毎月恒例でありますクリニックの様々な報告を各担当より報告がありました。
そして、院長よりブログ大賞の発表!!

今月は3・4月の大賞発表です☆
な、なんと今回は1位が3名もいます!!
1位:伊東さん「子供のマウスピース矯正~自力矯正をはじめよう~」https://www.miki-dental.info/miki-dental-staff-voice/2016/03/4-5.html
   信田先生「歯を白くするには?」https://www.miki-dental.info/miki-dental-staff-voice/2016/04/post-991.html
   佐藤さん「顎にシワ」https://www.miki-dental.info/miki-dental-staff-voice/2016/04/post-996.html

2位:窪田さん「お腹いっぱいの危険信号」https://www.miki-dental.info/miki-dental-staff-voice/2016/04/post-992.html

3位:濱崎さん「自信の矯正治療の集大成」https://www.miki-dental.info/miki-dental-staff-voice/2016/06/post-990.html

スタッフ皆さん、本当に素敵な内容を書いてくださり、私自身皆もブログを見てたくさん勉強させてもらっています。
負けないように、私も皆様にたくさんの情報を発信できるように務めていきたいです。

ブログ大賞の後は、院長・事務長より報告!
まずは、院長です。
今回もたくさんの資料や情報を提供してくださりました。
新しい取り組みといたしまして、現在行っているトレーニングの中に「歯育て講座」を追加しました。
離乳食の段階から、顎をしっかり発育させ綺麗な歯並びをゲットするトレーニングです。
それに伴いまして、新しい資料を作成してくださった院長に感謝です。

院長の報告の後は、事務長からの報告です。
事務長からはいつも社会人として大切な心構えや知識を教えてくださります。
今回は「仕事上の優しさ」を身につけるお話をしてくださりました。
自分の非を素直に受け止めることが出来る事、厳しく注意する時は言葉で伝えるなど、日常の関係と仕事を行う上での関係の作り方について教えてくださりました。
自分でいうのもなんですが、私たちは社会人としてはまだまだ若いです。
そんな中、社会人の先輩としてたくさんの事を教えてくださる事務長がいてくださる事は、当院の強みの一つです。
本当にいつもありがたく思います。

あと、もう一点は皆様にも報告です。
クリニックの本に「美希デンタルクリニック」のロゴ印鑑を押させていただきます。
おかげ様で、待合や、診察室の本棚も豊富になり管理しやすいよう、ロゴ印鑑を押させて頂きます。
たくさんの本を準備しておりますので、ご来院の際に手にとってみてくださいませ。

DSC00001(8).JPG565 2323.jpgさて、最後に私と伊東さんとで参加させていただきましたセミナーの報告をさせていただきました。
3月に「すこやかな子どもに育つ0歳からのアプローチ~不正咬合は予防できる~」というセミナ―に参加させてもらいました。
妊娠中のお腹の中から歩きだすまで、そして乳幼児期の食べ方が歯科へ及ぼす影響、噛みあわせと口腔機能を作るための重要なことを学ぶセミナーでした。
伊東さんと分担し、座学と実践との二部制に分けて内容を報告しました。
まずは、前半の報告で座学を伊東さんに担当していただきました。
内容をすべて報告すると、読むのに疲れてしまうかもしれませんので、簡潔に報告します♪

・赤ちゃんはお腹の中で生後一年の準備・練習をしています。
 お母さんは満期産で出産できる体づくりをしなくてはいけません。
・赤ちゃんの歯磨き以前に大切なこと!
  「口を正しく使って正しく食べる。そして鼻呼吸!!」

<お子様の食べ方アンケート>
   ・唾液が口元から溢れ出す   
・べちゃべちゃ音がする
   ・口いっぱいにほおばる     ・食べる時に舌を出す
   ・口の中のため込んでいる   ・口元を汚す
   ・丸飲み込をする        ・吸うように食べる
   ・片側だけで噛んでいる    ・口の中の食べ物が見える
   ・食べている時に水分で流し込むことが多い

上記アンケートに一つでも当てはまるお子様!!
「子供だから当たり前じゃないの??」
そんなことないのです。
トレーニングで綺麗な歯並びと正しい口腔内に育てましょうね。

こういった事を院外セミナーで学び、皆で知識を共有するために勉強しています。
今回は、こういった内容を伊東さんから報告してくださりましたので、来月は皆で赤ちゃんになったつもりで食べ方の実践をしたいと思います。
また報告しますので、楽しみにしておいてくださいね。

fffDSC00043(6).JPG565.JPG
さて、勉強のあとは皆でランチタイム♪
今回も皆でご飯を持ちより、豪華なランチタイムでした。
いつもは、ご飯の紹介がありますが、今回は皆で輪になって食事をする事についてお話したいと思います。
実は私たちは、日々の仕事の時からお昼ご飯をスタッフ皆で輪になって食べています。
診療時間の中では、なかなかお互いの気付いたことや聞きたい事、改善策を確認し合う時間がありません。
そのままにしておくと、成長にならないですし、チームプレーがうまくいきません。
そのために非常に大切な時間が、皆と話できるお昼ご飯なのです。
ただ、普段のお昼ご飯の時間は院長や事務長は一緒ではありません。
月に一回ですが、こういったミーティングで院長・事務長も含め全員で食事の時間を共有できることが、私たちの連携作業・チームプレーの強みとなっています。
今月も、お腹いっぱいおいしいご飯をたべ、たくさん学べたミーティングでした。
また来月も開催いたしますので、楽しみにしておいてくださいませ。

スマイルクリエーター 太渕 亜弥
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☆l1★1gggg★8989888img_staff_kubota.jpgこんにちは☆スマイルクリエーターの窪田です。
桜も散り、ようやく暖かい日々が過ごせる季節になってきましたね♪
お花見でついつい食べ過ぎ、飲みすぎてしまった方も多いのではないでしょうか(´・ω・`)
お花見の時ならず、普段からお腹いっぱいになるまで食べてしまう方、その満腹状態があなたの健康を脅かしてしまう危険性がございますので要注意です!

私たちの血液は常に白血球が有害物や老廃物、不要な細胞などをパクパク食べてくれて、綺麗な血液の状態を保っています。
しかし、私たちが満腹の時、白血球も溢れるほどの栄養素が体内に入ってくることで食べきれなくなってしまい、満腹状態となってしまうのです。
メタボ.png有害物等を白血球が食べてくれなくなると、血液が汚れて免疫力が下がり、糖尿病や癌などの生活習慣病などに繋がってしまいます((+_+))

その他にも血液が汚れる原因として、運動不足やストレス、冷えや化学物質などの環境汚染物質が挙げられます。

血液を綺麗に、そして健康を保つためには上記を解消しなければなりません。
その中でも、1日1回の空腹は健康を維持するのにとても効果があるといわれています☆

若返り.png
空腹状態を保つことで、白血球の貪食力が高まり、免疫力が高まることで病気を予防、退治してくれるだけでなく、脳の働きも活発化するので、頭の働きが良くなる、記憶力が良くなるなどの効果も見受けられます(*^^*)

そして何よりも嬉しいのが、空腹状態を保つことで、「サーチュイン遺伝子」という若返りに効果がみられる遺伝子が活性化するのです!
この遺伝子が活性化すると、全ての臓器の老化スピードが遅くなることで老化の防止、寿命が延びるとも言われています。
いつまでも若く美しく健康でいられるなんて幸せですよね!(^^)!

楽しい時間ではついついだらだらお喋りをしながら、気付けばはち切れそうなほど満腹に!なんてこともありがちですが、そういう時はよく噛んで食べることを意識してくださいね。
ゆっくり食事をすることで、腹8分目のストップすべきところで気付くことが出来るはずです♪

腹八分.gif
1日1回空腹時間を設け、つらくなった時は「現在若返り遺伝子が働いている!綺麗になっている最中なんだ!」ということを思い出しながら健康な身体づくりを楽しみましょう(*^^)v

スマイルクリエーター 窪田伶香

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★gggg★8989888img_staff_kubota.jpgこんにちは☆スマイルクリエーターの窪田です。
秋の運動会シーズンもいよいよ終盤といったところでしょうか。
朝早くからお弁当を作り場所取りに並ぶ親御様、必死に練習するお子様、家族が一致団結できる行事は準備が大変な分、喜びや楽しさが倍増しますよね\(^o^)/

さて、今回はおにぎりについてのお話を少し☆
朝起きてお昼ごはんにとおにぎりを握ると...夏場は特に見事に腐ってしまい、お昼まで持ちませんので冷蔵庫に入れる等して保存しなければなりません((+_+))
しかし、コンビニで購入したおにぎりは炎天下の中置いていても腐ることは無く、美味しくいただけてしまいます。
まさに魔法のような食べ物です。

fdiojsbfdbds.jpg5656.jpgそれもそのはず、そのおにぎり...裏面の原材料名に目を通してみてください。
よく目にする添加物がズラリと名を挙げています( ゜Д゜)
その添加物がいったいどういう働きをしているのか、以下をご参照ください。

調味料(アミノ酸等)
アミノ酸系のうまみを人工的に生成した調味料。
グルタミン酸ナトリウム等が含まれています。

pH調整剤
食品の酸性、アルカリ性の度合いを調整して、微生物の繁殖及び変質や変色を防ぐ。
おにぎりでは具材に添加されており、主に酢酸ナトリウムが挙げられます。
この中にはリン酸塩が入っており、摂りすぎるとミネラルを欠乏させ骨粗鬆症の発症リスクを高めます。

グリシン
アミノ酸の一種で微生物の発育を抑えて日持ちをよくします。

増粘剤(加工澱粉、増粘多糖類)
加熱すると粘り気がなくなり、冷やすと固くなるでんぷんを化学調理することで耐熱・耐冷性を高めた加工でんぷん等で食品に粘り気を加えます。

香辛料抽出物
香りや辛みのある植物からその有効成分を抽出したもの。

福岡県内のとある養豚農家では、母豚にあるコンビニの弁当やおにぎりを毎日3キロずつ与えたところ、豚の妊娠期間である114日後のお産で、死産が相次ぎ、やっと生まれた子豚も、虚弱体質ですぐに死んでしまったり奇形であったりしたそうです。
透明なはずの羊水がコーヒー色に濁っていたといいますから本当に恐ろしいですよね。
与えていたコンビニ弁当やおにぎりは決して腐っていたものではなかったそうですが、月々20万円のエサ代を浮かせるためにと与えていた食事が、大切な豚を飛んだ悲劇にさらしてしまいました。

人も同じです。
ごくたまに口にする程度では健康に被害を及ぼすまでに至らないと考えられますが、毎日毎日添加物にまみれた食材を口にしていると気が付いた時には既に身体がむしばまれている可能性が高く、それは子孫にも伝染してしまいます。
人は自身が食するものを選択できる自由があります。

皆様是非今一度ご自身の健康を考えたうえで、最良の選択をしてみてくださいね☆

スマイルクリエーター  窪田 伶香
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hosiDSC_1567.jpg5656.jpg朝夕涼しくなってまいりましたが、皆様おかわりございませんか?
衛生士の榎本です。

先日、私は衛生士の濱崎さんと一緒に、「小児の口腔機能を考えようセミナー」に参加してまいりました(^_^)!
久しぶりのセミナー参加で、楽しく勉強することができました。
毎日の仕事で使える知識はもちろんのこと、赤ちゃんから離乳期、幼児期の子育てで親御さんが気を付けることなどの情報が盛りだくさんのセミナーでした。
将来矯正をすることにならないように、今からできることが、凝縮されていました(^_^)。

「歯並び」は「遺伝」ではなく、乳児期から幼児期の食事内容や、食事中の姿勢が、「歯並び」や「お口」だけの問題ではなく、「お顔全体のバランス」までかえてしまいます。

離乳食の与え方ひとつをとっても、スプーンの食べ物をお子様が上唇でとらえるのが本来の姿なのですが、親鳥がヒナに与えるように、上から与えてしまうと唇を閉じることをしなくなってしまいます。
それが、口が開く「癖」になり、「口呼吸」になり、「歯並びが悪くなる」、負のスパイラルに陥ります。
乳児期の食事の「食べ方」「与え方」から、乳歯の歯並び、そして、永久歯の歯並びに大きく関与しているのです。
私自身、虫歯に関して育児書に書かれているのは目にしたことがありますが、歯並びに関して書いている育児書は、みかけたことがありません。
前歯をしっかり使う食事、良い姿勢で、しっかり鼻呼吸をすることで、「よい歯並び」、「よいお顔」になることを再確認することができました。

私自身を振り返ってみれば、幼少期、固いものは避けた食事をして、食事の時は足をぶらぶらしながら、口は開いており、いつも鼻づまりでした。

負のスパイラルのオンパレードですね(--;)。
おかげでガタガタ出っ歯になりました(TT)。

ほし●文字~1.JPG(私の歯の治療例ブログ参照;https://www.miki-dental.info/blog1/2015/03/post-12.html


そして、前半にも記述した通り、「口呼吸」や「癖」は、「歯並び」だけではなく、「お顔」全体のバランスまで、変えてしまいます。
「鼻呼吸」することによって、「鼻中隔」(目の下あたり)も発育します。
そして「お口を閉じること」で口の周りの筋肉が鍛えられて、お顔全体のバランスも整えてくれます。
歯並びだけでなく、お顔全体まで変えてしまう「口呼吸」や「癖」を、自分自身や家族がいかに早く気付いて、そしてそれを改善できるかどうか、というのが重要であると改めて感じることができました。

興味深いセミナーに参加できたことと、このセミナーを紹介してくださった院長に、とても感謝しております。
また色々なセミナーに参加して、様々な知識を身につけ、もっともっと素敵な衛生士になります!

衛生士 榎本 まりこ
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~参考ブログ~

きれいな顔をつくるために♪

https://www.miki-dental.info/miki-dental-staff-voice/2014/09/post-845.html

 

口呼吸していませんか? 口呼吸より鼻呼吸‼

https://www.miki-dental.info/miki-dental-staff-voice/2014/08/s.html

 

姿勢を正しましょう!!~姿勢のトレーニング~

https://www.miki-dental.info/miki-dental-staff-voice/2013/11/post-743.html

 

免疫を高めて病気をなおす 口の体操『あいうべ』

https://www.miki-dental.info/miki-dental-staff-voice/2013/08/post-718.html

 

院内セミナー ~T4K(マイオブレースmyobrace)」という装置について~

https://www.miki-dental.info/miki-dental-staff-voice/2015/03/

img_staff_sato.jpg56556.jpg皆様、こんにちは。歯科助手の佐藤です。
まだ梅雨が明けていませんが、太陽の陽射しが強くなり、朝から蝉の鳴き声が聞こえるようになりましたね。
朝晩ムシ暑くなって過ごしづらいですが、皆様お体お変わりございませんか?

お子さんの歯並びは大丈夫ですか?こんな癖ありませんか?

今、子どもの虫歯が減少傾向にあるなか、多くの親にとって関心あるのが「歯並び」だといわれています。
歯並びが悪くなる原因は色々ありますが、ほとんどが日々の生活習慣から起こるそうです。
「癖(くせ)」とは、人が無意識のうちに行う習慣的な行動のことで、「習慣」とは違って、あまり意味のない行動や場合によって害になる行動をしてしまう事があります。

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お子さんにこんな「癖」はありませんか?
◇ やわらかい物ばかり食べている
◇ あまり噛まないで食べている
◇ 指しゃぶり,頬杖,爪噛み,唇を噛む癖がある
◇ うつ伏せ寝,横向き寝をしている
◇ 姿勢が悪い 猫背
◇ 口呼吸している
◇ 唇が閉じずにお口がポカンと開いている


このような「癖」が日頃からあるお子さんは歯並びが悪くなる可能性があると言われています。
正しい歯の発育を促す為にも悪い「癖」は早めに治す事が大切です。

◇やわらかい物ばかり食べていて、あまり噛まない◇
 噛む筋肉や舌をあまり使わないことになり、歯並びのスペースが狭くなってしまいます。

◇指しゃぶり、頬杖、唇を噛む癖がある◇
 指しゃぶりは、幼児期に出る事が多い癖のひとつです。眠気や不安を感じると心を落ち着かせるために、指しゃぶりをします。これが癖になると、指を吸う力によって前歯が少しずつ前方に出る『出っ歯』になったり、歯を噛み合わせても隙間ができる『開咬』になったり、様々な歯並びの乱れがでてしまうといわれています。

◇うつ伏せ寝、横向き寝をしている◇
 特に成長期において、同じ側にばかり力がかかっていると、下あごがずれてきて左右非対称な歪んだ顔になり、歯だけでなく骨格にも大きな影響を与えるといわれています。

◇姿勢が悪い、猫背◇
 猫背は、背中が丸まって身体が後ろに引けるような状態になり、バランスをとるために、前傾姿勢、頭が前に出ようとします(前頭位)。頭の重さは5㎏あるといわれているので、前頭位の状態で体のバランスを整えようと運動連鎖が起こり、下あごが後ろに引っ張られて下がりその結果、お口がポカンと開いたり、低位舌、出っ歯に見えるなどの状態になります。

◇口呼吸、唇が閉じずにお口ポカンと開いている◇
本来人間は、鼻で呼吸します。新生児は鼻でしか呼吸できません。
口呼吸が可能になるのは、生後しばらく経ってからだといわれています。
口で呼吸している人は基本的に口が開いています。そのため、口の周りの筋肉の締りが悪くなり、前歯に外側からの圧力がかかりません。前歯には内側からの圧力(舌の力)ばかりが一方的にかかり、前歯が前方に押し出されたり(出っ歯)、上下の前歯の間に隙間が空いてしまいます(開咬)。
口呼吸が恒常化すると、口の周りの筋肉が弱くなり、出っ歯や開咬になりやすく、ますます口が閉じにくく、いつも口を開けた状態になります(お口ポカン)。
歯並びが悪い結果、口呼吸になってしまうこともありますし、発育期の慢性な口呼吸によって、歯並びが悪くなってしまう事もあるそうです。

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また、顔面の筋肉や骨格の発育にも悪影響がおよび、「アデノイド顔貌」と呼ばれる独特な顔つきやかみ合わせを呈するようになります。発育期に口呼吸を続けていると顔つきまで変わってくると言われています。

学校教育においても、昔は学校の先生も「口を閉じなさい」と教えてくれていたそうですが、時代の移り変わりと共に、姿勢に関する教育が無いため、歯並びを悪くする原因の一つである「口呼吸」をする子どもを多く作っていると言われています。
誰がみてもやる気が無い姿勢や、良い姿勢だと思えない姿勢を正してあげるのも教育だと思います。
そうした背景により最近では「アデノイド顔貌」と呼ばれる人たちが増えてきています。

◇アデノイド顔貌の特徴◇
◆面長(おもなが)な顔
◆目が細い、鼻が低い
◆上あご、下あごの横幅が狭い。V字型をしている
◆上あごの前歯が前突している
◆上下の前歯の噛み合わせが浅い
◆前歯の歯並びがデコボコしている
◆唇がめくれて厚く、乾燥している
◆鼻が小さく狭く、鼻翼が平坦で鼻孔が小さい
◆上あごに対して下あごが後方位にある

◇アデノイド顔貌の症状◇
◆お口をポカンと開けている
◆ペチャペチャと音を立てて食べる
◆舌が見える
◆しゃべり方がおかしい
◆いびきをかく
◆猫背になりやすい

◇アデノイド顔貌の予防◇
* 食事の時も口をしっかり閉じる事を意識する
* 口をしっかり閉じてガムをかむ
* 寝ている間、口テープをはる
* 鼻孔を広げるグッズを使用する
* 口呼吸をやめ鼻呼吸の習慣をつける


出来るところから少しずつ改善し、無理のない正しい歯並びを育成していく事が大切です。
ぜひ、お子さんの歯並びと癖を確認してみてください。
せっかく、矯正で歯並びを綺麗にしても、生活習慣の癖が改善出来ていなければ、後戻りしてしまうといわれています。
毎日絶え間なくする呼吸ですので、歯並びだけでなく、身体に与える影響は深刻ですので、呼吸の仕方もチェックしてみて、「鼻呼吸をしよう」という心掛けも身につけてくださいね。

歯科助手 佐藤美布子

 

~参考ブログ~

きれいな顔をつくるために♪

https://www.miki-dental.info/miki-dental-staff-voice/2014/09/post-845.html

 

口呼吸していませんか? 口呼吸より鼻呼吸‼

https://www.miki-dental.info/miki-dental-staff-voice/2014/08/s.html

 

姿勢を正しましょう!!~姿勢のトレーニング~

https://www.miki-dental.info/miki-dental-staff-voice/2013/11/post-743.html

 

免疫を高めて病気をなおす 口の体操『あいうべ』

https://www.miki-dental.info/miki-dental-staff-voice/2013/08/post-718.html

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imghh_staff_shida.jpg33.jpgこんにちは。歯科医師の信田です
梅雨に入って少し肌寒い日もありますが皆様お変わりないでしょうか?

今回はお米についてお話したいと思います。
私たちの食生活の中でとても身近な存在のお米ですが、最近ではお米をほとんど食べない方も増えているそうです。
確かに、パン派の方やラーメン、パスタなどの麺類が大好きな方などいろいろいらっしゃいますね。
前回お話させていただいた朝食についても、お米、パン、シリアルなどいろいろな選択肢があると思います。
aaaaaaffjpg.jpg私もやはり時間がない時はパンが楽だな~と思いますし、ついつい甘いパンを食べることもあります。
でもやはりお米は美味しくて大好きですし、お米を食べていると体の調子も良いので、私の場合はほとんど毎食お米を食べています。
朝の忙しいときでも、子供にはおにぎりを握ってできるだけお米を食べさせています。

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近年、家計におけるお米の購入費が減少し続けて、ついにはパンの購入費がお米を上回ったそうです。
日本人の主食はお米です!とは言いがたい状況ですね。
お米の消費量の減少は日本の国内自給率の減少にもつながっています。
輸入に頼って、日本の農業がますます衰退していくのではないかと不安になってしまいます。
そして世界でも評価の高い和食はお米なしには語ることができません。
和食にパンは合いませんよね・・・。
日本の食文化を大切にしていくうえでもお米の魅力について考えてみたいと思います。

お米の良いところは
 粒で食べるので太りにくい
でんぷんを体内に吸収するためには、サイズが小さくなるよう噛んだり消化液で分解することが必要なのですが、小麦を粉状にして加工してから作られたパンや麺は、分解がとても容易です。
お米は粒なのでパンや麺類に比べると、消化吸収に時間がかかるので腹持ちが良くなります。
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でんぷんを体脂肪の合成と蓄積にかえるインスリンの分泌刺激が粒で食べるほうが少ないので、血糖値の上昇も緩やかになります。
糖尿病や肥満予防にも効果的です。
またお米にはミネラル、ビタミンも豊富に含まれています。

 「粒」だから、噛む回数が増える
そして、粒のままお米を食べるということは、パンや麺よりも噛む回数が自然と多くなり、食事の満足度アップにつながります。
唾液がたくさん出て、噛む事による健康効果が得られます。

 お米は、食品添加物が使用されていない
お米を食べる際の加工は、水を加えて吸収させ、加熱して炊くことのみです。
中華めんには「かんすい」という食品添加物が麺のコシを高めたり色調をよくするために使用されています。
パンの場合は、小麦粉に塩・バター・砂糖・乳製品が加えられ、自然と脂質やカロリーが多くなりがちです。
市販のパンとなると、これらに加えショートニング・ソルビトール・増粘剤・酢酸 Na ・ pH 調整剤など多くの食品添加物が使用されています。
パンに限らず私たちの食生活は食品添加物なしには成り立たないものですが、1日3回の主食をお米中心にすることで、生涯で摂取する食品添加物の量を大幅に減らすことができれば良いですね。

 食べ合わせが良い
パンはマーガリンやバター、ジャムなどをつけて食べることが多く、また合うおかずもソ-セージやベーコン、オムレツ、ムニエルなど脂質が多くなりがちです。
お米は淡白な味を特徴とするので、どんな食材、どんな調理とも組み合わせることができ、和食・洋食・中華のいずれにも主食となります。
お米と相性の良い和食のおかずは低カロリーで脂質の摂取を抑えることもできます。
納豆・魚・おみそ汁など一緒に食べれば栄養バランスも良くなります。
和の食材や調味料は、健康効果の高いものが多く、世界でも注目を集めています。

主食に何を食べるのかということは、毎日のことなので積み重なっていくと体への影響も大きいですよね。
お米を食べることは体にも良いですし、日本の食文化を大切にしていくことにつながっていると思います。
これからもお米中心の生活を心がけ、また皆様にもお伝えしていけたらと思います。

歯科医師 信田麻耶
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畿地方も梅雨入りし、暑さ落ち着いた反面、じめじめしてきましたが、おかわりないでしょうか。
衛生士の榎本です。
我が家の子供たちは、春の運動会もおわり、まだまだ先の夏休みを首をながーくして待っている今日この頃です(--;)。

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さて今回は、当院でもご紹介している、
管理栄養士の幕内秀夫先生が書かれている「じょうぶな子供をつくる基本食」の本のお話をさせていただきます。
お子さまに、好き嫌いはありませんか?
「食事」をしっかり食べてくれますか?
むらがあったり、食事にかける時間が長かったり、しませんか?
もし、何か「食事」に関する悩みがあれば、「食事以外」のことにも目を向けることをおすすめいたします。

例えば、、、
1、おやつを食べていませんか?
2、食事中TVをつけていませんか?
3、ジュースを飲んでいませんか?
4、外遊びをしていますか?

1→おやつでカロリーをとってしまい、お腹いっぱいの可能性が高いです。
2→食事に集中できていない
3→ジュースだけでもカロリーをとってしまい、お腹いっぱいの可能性が高いです。
4→しっかり動けばちゃんとお腹がすきます。
もし当てはまる項目があれば、思い出してみてください(^_^)

幕内先生は、おやつは、四回目の食事として考えていらっしゃいます。
究極のおやつは、「おにぎり」と「水」とおっしゃっています。
我が家の子供たちは、常に家の中でも、外でも動き回っています(--;)。
わが家の子供たちは「食べる」ことより「しつけ」が必要不可欠です(笑)。

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少し話は逸れますが、我が家では、外遊びの一環として、私の今年の目標でもある、「マラソン」に家族で参加しています(^_^)
マラソンといっても2~5キロの間ですが(--;)。
そして、マラソンに行くときには、おにぎりを持っていっています。
マラソン前後のおにぎりは格別で最高のごちそうです!
飲み物も、イオン飲料ではなく、持参するのは「麦茶」のみです。
わが家の子供たちは、運がよければエイドに設置されている一杯のイオン飲料のために走っているのかも知れません(笑)。
そして、家族皆で体を動かし、家族皆でごはんを食べて、実に究極に幸せな時間を過ごしています☆
今年はまだまだマラソンチャレンジしますよ~(^_^)

じょうぶな子供を育てるには、子供以上にじょうぶな母になります(^_^)

衛生士  榎本 まりこ
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