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歯並びと食事: 2015年8月アーカイブ

hosiDSC_1567.jpg5656.jpg朝夕涼しくなってまいりましたが、皆様おかわりございませんか?
衛生士の榎本です。

先日、私は衛生士の濱崎さんと一緒に、「小児の口腔機能を考えようセミナー」に参加してまいりました(^_^)!
久しぶりのセミナー参加で、楽しく勉強することができました。
毎日の仕事で使える知識はもちろんのこと、赤ちゃんから離乳期、幼児期の子育てで親御さんが気を付けることなどの情報が盛りだくさんのセミナーでした。
将来矯正をすることにならないように、今からできることが、凝縮されていました(^_^)。

「歯並び」は「遺伝」ではなく、乳児期から幼児期の食事内容や、食事中の姿勢が、「歯並び」や「お口」だけの問題ではなく、「お顔全体のバランス」までかえてしまいます。

離乳食の与え方ひとつをとっても、スプーンの食べ物をお子様が上唇でとらえるのが本来の姿なのですが、親鳥がヒナに与えるように、上から与えてしまうと唇を閉じることをしなくなってしまいます。
それが、口が開く「癖」になり、「口呼吸」になり、「歯並びが悪くなる」、負のスパイラルに陥ります。
乳児期の食事の「食べ方」「与え方」から、乳歯の歯並び、そして、永久歯の歯並びに大きく関与しているのです。
私自身、虫歯に関して育児書に書かれているのは目にしたことがありますが、歯並びに関して書いている育児書は、みかけたことがありません。
前歯をしっかり使う食事、良い姿勢で、しっかり鼻呼吸をすることで、「よい歯並び」、「よいお顔」になることを再確認することができました。

私自身を振り返ってみれば、幼少期、固いものは避けた食事をして、食事の時は足をぶらぶらしながら、口は開いており、いつも鼻づまりでした。

負のスパイラルのオンパレードですね(--;)。
おかげでガタガタ出っ歯になりました(TT)。

ほし●文字~1.JPG(私の歯の治療例ブログ参照;https://www.miki-dental.info/blog1/2015/03/post-12.html


そして、前半にも記述した通り、「口呼吸」や「癖」は、「歯並び」だけではなく、「お顔」全体のバランスまで、変えてしまいます。
「鼻呼吸」することによって、「鼻中隔」(目の下あたり)も発育します。
そして「お口を閉じること」で口の周りの筋肉が鍛えられて、お顔全体のバランスも整えてくれます。
歯並びだけでなく、お顔全体まで変えてしまう「口呼吸」や「癖」を、自分自身や家族がいかに早く気付いて、そしてそれを改善できるかどうか、というのが重要であると改めて感じることができました。

興味深いセミナーに参加できたことと、このセミナーを紹介してくださった院長に、とても感謝しております。
また色々なセミナーに参加して、様々な知識を身につけ、もっともっと素敵な衛生士になります!

衛生士 榎本 まりこ
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~参考ブログ~

きれいな顔をつくるために♪

https://www.miki-dental.info/miki-dental-staff-voice/2014/09/post-845.html

 

口呼吸していませんか? 口呼吸より鼻呼吸‼

https://www.miki-dental.info/miki-dental-staff-voice/2014/08/s.html

 

姿勢を正しましょう!!~姿勢のトレーニング~

https://www.miki-dental.info/miki-dental-staff-voice/2013/11/post-743.html

 

免疫を高めて病気をなおす 口の体操『あいうべ』

https://www.miki-dental.info/miki-dental-staff-voice/2013/08/post-718.html

 

院内セミナー ~T4K(マイオブレースmyobrace)」という装置について~

https://www.miki-dental.info/miki-dental-staff-voice/2015/03/

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