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12312mg_staff_enomoto.jpg2017年、あけましておめでとうございます。
今年も昨年に引き続き暖かいお正月でしたね(^^♪。
衛生士の榎本です。
皆様、年末年始はいかがお過ごしでしたか?
私は家族でリフレッシュすることができ充実した冬休みを過ごすことができました。
2017年も美希デンタルクリニックをよろしくお願いいたします。

さて、題名にございます「睡眠時無呼吸症」についてお話させていただきます。
まずは、これを含めた「睡眠関連呼吸障害」についてお話させていただきます。
「睡眠時無呼吸症」とは、睡眠中に何らかの原因で息が止まり、日中に強い眠気が出る病気です。

その中でも
①閉塞性睡眠時無呼吸症と②中枢性睡眠時無呼吸症があります。

①閉塞性睡眠時無呼吸症
・・・呼吸をしようとしているが、上気道が閉塞して気流が停止してしまう状態です。
睡眠時無呼吸症の8割を占めると言われています。
症状としては、口呼吸や、寝相の悪さなどがあります。

②中枢性睡眠時無呼吸症・・・呼吸中枢の異常により、睡眠中に脳からの呼吸を指令するシグナルが送られなくなる状態です。(いびきはありません)
このほかにも、大きないびきのためによく眠れず日中に強い眠気が出る

③「上気道抵抗症候群」や、単純にいびきをかいている④「いびき症」があります。


「いびき」については、パートナーが寝ているときに気づくこともありますし、はたまたご自身で気付くぐらいの方までよく耳にします。
ではどうして「いびき」をかくのでしょう?

寝ているときに、舌の筋肉が落ち込んで気道をふさぐことで、狭くなった気道の粘膜が空気を振動させて音がでます。
それが「いびき」です。


ではなぜ「舌の筋肉が落ち込む」のでしょう?
それは「疲れ」や「舌の筋肉の低下」です。
ですので、基本的には「大人」がいびきをかくことが多いです。
確かにわたしが子供の頃は、「50代以上のおじさんはいびきがうるさい」イメージそのものでした(笑)。
しかし、昨今では小学生でも25パーセント程度いびきをかくという報告もあるそうです。

では、お子さまがどうしていびきをかくのでしょう?
原因は、鼻づまりや、扁桃肥大、アレルギー性鼻炎などがあり、上気道の通気性が悪くなることで引き起こされると考えられています。
子供の閉塞性無呼吸症は「無呼吸」よりも「低呼吸」が多いのですが、そのまま成長し大人になると「無呼吸」を発症してしまうことになりますので注意が必要です。
身体は酸素を取り込もうと、横向き寝やうつぶせ寝になり寝相も悪くなります。
日中の集中力低下にもつながりますし、「口呼吸」や「うつぶせ寝」が影響して顔貌まで変化してしまいます。

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歯科でも「鼻づまり」=「悪い歯並び」になりますので「正しい呼吸」を身に着けることが大切です。
「鼻呼吸」をしっかりして「お口を閉じる」に尽きますね。
「あいうべ体操(目標は、1日30回)」に「就寝時、口テープ」しましょうね(^^)/

※口テープをしても、いびきをかいてしまう場合は、口テープを2枚張りにすることオススメ致します。

 口テープの幅は、25ミリが理想と言われています。

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そして、大人における「睡眠関連呼吸障害」については、歯科での領域では就寝時の「マウスピース(保険が適応されることが多いです)」をおススメしております。

私も毎晩マウスピースを装着して寝ていますよ♪
「マウスピース」の第一印象は皆さま抵抗があると思いますが、いざいれてみると心地良いですよ!
今では旅行にも持っていっていますよ(^◇^)。

衛生士 榎本 まりこ

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★31★2●85656img★_staff_sato.jpg皆様、こんには。歯科助手の佐藤です。

紅葉の季節になり、朝晩寒さを感じるようになりましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか?

~骨隆起(こつりゅうき)~

口腔内の歯茎の内側などに山のような硬い"コブ"は出来たりしていませんか?
この、山のような"コブ"は歯科用語で、『骨隆起(こつりゅうき)』と呼ばれています。

骨隆起とは、外骨症(がいこつしょう)とも呼ばれ、骨が過剰に発育したものです。
子どもの時にはほとんど見られることはなく、年を取るとともに出現し、男性より女性に多く見られる傾向にあるそうです。

54444dadadasd1.jpg歯ぎしりの典型的な兆候の1つに、骨の隆起(膨らみ)があります。
骨隆起は骨なので触ると硬い感じがし、丸みを帯びています。
顎の骨が出てきているだけなので、骨隆起自体触ると痛いということはないそうです。

まず、ご自分の口腔内を鏡でよく見てください。

口腔内に骨隆起が認められると、「食いしばり」「歯ぎしり」の習慣があるかもしれません。
食いしばり、歯ぎしりの時の噛む力というのは普段の数倍の力があり、その過剰な力が積りに積もって骨の隆起を促してしまうそうです。
顎の骨は日常的に噛む力を受け止めている部分です。

歯ぎしり、食いしばりによって過剰な負担がかかれば、顎の骨は耐えきれず、防御手段として骨を発達させる事で対応するのでは...と言われています。
比較的多いのが、下の歯の内側の奥歯と前歯の真ん中あたりの小臼歯と呼ばれる歯の歯肉面に、左右対称に出来る事が多くこのあたりに強い力が加わりやすいからだそうです。
それ以外にも、上下の大臼歯辺りの唇側、内側、口蓋とよばれる上顎の真ん中辺りです。
指や舌で触ると表面はツルツルとしていて、硬いです。

私も、当院で治療していただいた時に院長より、骨隆起があることを知らされ、「食いしばり」をしていると出てくると言われました。
睡眠中、無意識に食いしばってしまう事が多いのでそれが原因かも...と言われました。
その場で自分自身の口腔内を鏡で骨隆起を確認し驚きました。
毎日鏡の前で歯磨きをしているのですが、上記で述べましたように、全く痛みがなく違和感も無かったので、山のような硬いコブが口内に左右対称にできてある事に気づきもしませんでした。

骨隆起を作らない為に食いしばり、歯ぎしりをしないように注意をすればよいのですが、無意識にしてしまっている、食いしばり、歯ぎしりをどのようにコントロールすればいいのかな?と思うかもしれませんね。
でも、気づきさえすれば減らすことが出来るそうです。

力のコントロールの仕方

1.上下の歯が当たっていませんか?
上下の歯は何もしていない時は接触しておらず、通常2ミリ程度離れていて、会話や食事をする際に接触する時間を含めても、上下の歯が接触しているのは『1日20分程度』が正常だと言われています。
頬の粘膜、舌の辺縁に波を打ったような歯列の跡がついている方は接触癖がある方だそうです。

改善法
TVを見ている時や長時間のパソコンをしている時などに起こりやすいので、TV,パソコンの隅に付箋やシールなどを貼っておき、それを見たら上下の歯が接触していなかを確認し、もし接触していたら離すという事を繰り返す方法があります。
(リマインダリー)

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2.マウスピースの力で緩衝する
骨隆起は、食いしばり、歯ぎしりが強い方に多く見られます。
特に寝ている時に無意識に行っている事が多いので、歯のすり減り、歯のダメージを防ぐためにも、マウスピースの使用は効果的です。

現代人はストレスなどが原因で、食いしばり、歯ぎしりをしている人が多いと言われています。
全身の健康維持、改善、ストレス軽減は自分自身の意識次第です。
ストレスを上手くコントロールしマウスピースなどを利用するなど、出来る事から始めて歯や顎の負担を少しでも減らしてあげて下さいね。

佐藤 美布子
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